AWS、Microsoft、Googleがタイのデータセンターに85億ドルを投資へ
Amazon, Google, Microsoftの3社は、タイのデータセンター・インフラ整備に3,000億バーツ(84億6,000万ドル)を投資する予定であることが明らかになりました。
タイ政府のChai Wacharonke報道官の話によると、各社はそれぞれ1,000億バーツ(28億5,000万ドル)を投資する予定であるとロイターは報じています。
Amazon Web Services(AWS)は、今後15年間で50億ドルの予算でデータセンターを建設する予定であると政府は話しています。
しかし、場所や 仕様、スケジュールなどの詳細は明らかにされていません。
「首相はAWSの投資が国の競争力を高めると確信している」とWacharonke氏は述べ、MicrosoftとGoogleもタイでの大規模データセンターへの投資計画を検討していることを付け加えました。
Googleは2022年8月にタイのクラウド・リージョンの計画を発表しました。続いてAmazonも2022年10月に独自の発表を行い、2022年12月には首都バンコクにLocal Zone Edgeを開設しました。
また、Tencentはバンコク市内に2つのアベイラビリティ・ゾーンを持ち、Alibabaも2022年5月にバンコクにデーセンターを開設しました。
MicrosoftとOracleのいずれも、タイのクラウド・リージョンの開設や計画はまだ発表していません。
今年初め、タイのSrettha Thavisin首相は、マイクロソフトに同国への新規データセンターへの投資を呼びかけていました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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