Vantage が台湾データセンターに6,400万ドルの融資を実行
CTBC BankおよびCathay United Bankから資金を調達
Vantage Data Centersは、台湾でのデータセンター建設に6,400万ドルの融資を受けました。
今週発表されたところによると、同社は台湾の銀行から資金を調達し、台北にある同社初の施設TPE11の完成に充てます。
Vantage はCTBC Bank(中國信託商業銀行)とCathay United Bank(国泰世華銀行)から融資を受けました。この取引は、台湾のデータセンター事業者にとって初のハイパースケールデータセンターの融資取引となります。
Vantage のアジア太平洋地域担当CFO Joel Cheahは、次のように述べています。「Vantage は、台湾初のグリーンフィールド・データセンター・プロジェクトの資金調達に成功したことを誇りに思います。Vantageのデータセンター・プラットフォームに対するCTBC Bank の継続的な信頼に感謝するとともに、地域データセンター市場としての台湾の次の成長段階における革新的な金融マイルストーンに、 Cathay United Bank のチームが参加してくれることを嬉しく思います。」
2023年後半に初めて発表され、現在開発中のTPE11は、2024年半ばに開業予定で、21万5000平方フィート(2万平方メートル)の施設全体で16MWのIT容量を提供します。
これは、同社にとって世界的にCTBCとの3件目(台湾では初)の取引であり、 Cathay Unitedとは初となります。
同施設には2つのミートミールームが設置され、空冷式チラーから生成されるクローズドループ冷水システムが使用されます。
Vantage のAPACデータセンター拠点には、オーストラリア、マレーシア、日本、香港で稼働中および開発中の施設が含まれます。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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