Vantage Data Centers、台湾に16MWのキャンパスを開設

Vantage Data Centersは、台湾の主要データセンター市場である台北に進出し、2024年半ばまでに16MW、215,000平方フィート(20,000平方メートル)のキャンパス「TPE1」を開設する計画を発表しました。

この新しい5階建てのデータセンターは台湾桃園国際空港から車でわずか35分、首都の2エーカー(1ヘクタール)の敷地に位置しており、持続可能エネルギーを重視する台湾政府の方針に沿って作られます。

TPE1 キャンパスは Vantage の「サステイナブル・バイ・デザイン」戦略に基づきエネルギー効率の高い運用を目指し、業界トップクラスの電力使用効率(PUE)と水使用効率(WUE)を達成するよう設計されています。この施設は Taipower (台湾電力)により電力供給され、再生可能エネルギーと低炭素でクリーンなエネルギーへの取り組みが特徴となっています。

デジタル変革を支えるハブとしての重要な役割、強固な接続エコシステム、海底ケーブルへのアクセスなどが、台北が戦略的に選ばれた理由として挙げられます。

Vantage Data Centers, APACの代表取締役社長であるRaymond Tong氏によると、台北は特にAIなどの先端技術の利用が拡大する中、アジアで高まるデータサービスの需要に対応する理想的なロケーションであるといいます。

今回の台北の開発により、Vantageはアジア太平洋地域で8番目のキャンパスを構えることになり、当地域のお客様へのサービス提供の継続的な拡大とコミットメントを強化することになります。

W.Media (Hazel Moises記者)より抄訳・転載

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