
Intelがリストラの一環としてさらに2万人の人員削減を計画
12か月間で2度目のレイオフ
Intel(インテル)が従業員の20%削減を計画していることが明らかになりました。
Bloombergはこの問題に詳しい人物の話を引用し、この動きが新CEOに任命されたLip-Bu Tanが主導するリストライニシアチブの一環であり、インテルの経営を合理化し、エンジニアリングを会社の主要な焦点にしようとしていると報じました。
DCDからのコメント要請に対し、インテルは 「噂や憶測にはコメントしないので、これに関するコメントは差し控える 」と述べています。
もしこれが確認されれば、インテル社員が過去12か月で直面した大量解雇の2度目となります。同社は2024年下半期に大きな財務的損失を受け、15,000人を解雇しています。
Lip-Bu Tanは、2024年12月初旬にチップメーカーからの「引退」を発表したPat Gelsinger前CEOの突然の退任に伴い、2025年3月にインテルのCEOに就任しました。
Lip-Bu Tanは就任に先立ち、2024年8月にインテルの取締役を退任しています。前CEOとは、インテルが発表した15,000人よりもさらに多くの人員削減を行うべきだとの考えを含め、会社経営をめぐって衝突があったと伝えられています。
今週初め、Lip-Bu Tanはインテル従業員にメモを送り、その中でインテルの報告体制に関する多くの変更点を詳述し、インテルのネットワーキング&エッジグループのSVP兼GMであるSachin Kattiが新しいテクノロジー&AI担当重役に任命されたことを発表しました。
メモによると、Sachin Kattiは新たな役割として、「会社の最高技術・AI責任者の役割を含むように責任を拡大する」とのことで、「その一環として、彼は当社の全体的なAI戦略とAI製品ロードマップ、インテルラボ、新興企業や開発者のエコシステムとの関係を指揮することになる」とロイターは報じています。
インテルは24日に、2025年第1四半期決算を発表します。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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