新型コロナに伴うネットユーザの行動の変化

インターネットエクスチェンジ( IX )事業者のDE-CIXは、新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の拡大に伴い自己隔離が進んだ結果、インターネット利用が増加し、人々の行動が本質的に変化している、と結論付けました。

オンラインビデオ会議のトラフィックが、ゲームやソーシャルメディアへのアクセスとともに大幅に跳ね上がるといった結果になるのは予想されてはいましたが。

在宅勤務はオフィスでのストレスを超える?

DE-CIXの世界最大のインターネットエクスチェンジであるフランクフルトの施設では、先週の水曜日、一部で在宅勤務が始まっていたため、平均データトラフィック量が10%増加したようです。

前の週と比較して、ビデオ会議関連トラフィック(Zoom、Skype、Teams、WebExなど)は約50%増加したようです。先週の金曜日以降、オンライン・クラウドゲームは25%の増加、ソーシャルメディアによるトラフィックの「大幅な増加」もあったようです。他のDE-CIX拠点、及びおそらく他のIXでも同様の結果が想定されます。

DE-CIXのCTOを務めるトーマス・キング博士は、こういいます。「当社のネットワーク容量は長期的、定期的に拡大されている。」

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「我々は常に約1年前から計画を行っている。既存容量の63%に達した段階で、すぐに次の拡張を行っている。残り37%の空き容量は、冗長性を確保し、トラフィックの増大に対し十分な空き容量を常に確保するために必要と考えている。我々のIXネットワークに加えて、顧客は自身のネットワーク容量を拡張する必要もある。このような拡張は、実際に顧客自身のプロセスと手順に従い、顧客自身で実行している。」

DE-CIXによると、このような顧客はかつてないほどデータ容量を増強しており、今年の3月以降、世界中のDE-CIXインターネットノードの追加容量に対する需要が20%も増加しています。

DE-CIX InternationalのCEO、Ivo Ivanov氏は次のように述べています。「特に世界のメジャーなインターネットおよびコンテンツプロバイダーで容量の増強が見られる。場合によっては、容量が倍以上にもなっている。特にニューヨーク、マドリッド、フランクフルトなどの国際的なデータハブ拠点では、より需要が高まっている。ここでも、ピーク時でのデータトラフィックの新記録が見られる。」

「人々が社会的な距離を取り、そしておそらく自己隔離しなければならなくなると、さまざまなプライベート・ビジネスアプリケーションを介して家族、友人、そして企業環境への直接接続が不可欠となる。このアプリケーション層における動作とデータ交換はスムーズに行われる必要がある。我々の顧客、つまり世界中のインターネットユーザに、トラブルのない、安全かつ信頼性の高いインターネットを保証するという我々の行動原理として、我々はそれを認識している。」

世界保健機関WHOは、新型コロナウイルス感染症患者を持つ国家の多くの人々は可能であれば在宅での勤務をし、大規模な集会を控えることを推奨しています。

Data Center Dynamics

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