Ascenty、ブラジルに4つの新しいデータセンターを開設
Digital Realtyが共同所有するラテンアメリカのコロケーションプロバイダーであるAscentyは、ブラジルのサンパウロ大都市圏に4つの新しいデータセンターを開設しました。
新しい施設はすでに全てリースされており、 ジュンディアイ 、 オルトランジア 、 パウリニア にあります。これらデータセンター全体で24MWの容量になります。
Ascentyは2010年に設立され、2018年にDigital Realtyに買収され、2019年初めにBrookfield Infrastructureとの合弁会社になりました。
ブラジルでの建設ラッシュ
AscentyのCEO、Chris Torto氏は、次のように述べています。「これらの新データセンターと、第3四半期にオープン予定の2か所の追加サイトを含み、Ascentyは南アメリカに17のデータセンターを所有することになります。」Ascentyが南アメリカに所有する17のデータセンターのうち、5サイトは現在建設中です。うち4サイトはブラジル、もう1サイトはチリのサンティアゴです。
4月に発表された、Ascentyの6.3MW サンティアゴ・データセンターは、同社ではチリ初となり、2020年までに完成する見込みです。
Ascentyは、大規模で高密度のコロケーションに重点を置いて2010年に設立されました。それ以降9年間で、同社はラテンアメリカ最大のデータセンタープロバイダーの1社として頭角を現してきました。
昨年9月、Ascentyは、Digital Realtyに18億ドルで買収されました。契約の一環として、Digital Realtyは、現在建設中のAscentyのデータセンタープロジェクトへの投資として4億2,500万ドルを投入しました。4月に、Digitalは昨年発表した計画を完了し、Ascentyをデータセンター投資に関心を持つBrookfield Infrastructureとの合弁会社に変更しました。 2019年初頭、BrookfieldはAT&Tのデータセンターサービス部門を買収し、そしてそれを Evoque Data Center Solutions という自立したプロバイダに変更しました 。
首都サンパウロを含む、Região Metropolitana deSão Paulo(RMSP)の人口は約2300万人です。
Data Center Dynamics
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