Amazon Data Services、バージニア州北部ラウドン郡にオフィスビル3棟を購入

ここ数カ月で購入した、スターリング市にある2つ目のオフィス用地

Amazonのデータセンター部門が、バージニア州北部ラウドン郡スターリングにあるオフィスビル3棟をさらに購入しました。

BizJournalは、地元郡の記録により、Amazon Data Servicesが先月、スターリングにある3つのオフィスビルを合計2640万ドルで取得したと報じています。

同社は、Route 28 North近くのLoudoun Tech Centerビジネスパークにある物件を、ボルチモアに本社を置くSt.John Propertiesの関連会社から取得しました。

この3棟のオフィスビルは、12エーカー弱の広さがあります。同社は、58,194平方フィート(5,400平方メートル)の21660リッジトップ・サークルを1480万ドルで一括購入し、隣接する21670と21680リッジトップ・サークルをさらに1160万ドルで取得しました。後者の2棟は区画を共有しており、総面積は約70,500平方フィート(6,550平方メートル)です。

これは、同社が最近行った2件目の取引です。今月初めには、 Amazon Data Services が、ラウドン郡スターリングにある隣接するオフィスビル3棟を2100万ドルで購入したことが明らかになりました。この2つのオフィス区画は、互いに1マイルも離れていません。

AWSはすでにバージニア州北部で重要なデータセンターの存在感を示しており、急速な拡大を続けています。同社は、ヘイマーケット、マナサス、アッシュバーン、シャンティリー、ウォレントン、マクネアなどの地域で施設を所有・運営しています。

昨年はラウドン郡の17エーカーの土地を3250万ドルで取得し、シャンティリーマナサスウォレントンでさらなる開発を計画中です。

今月は、マナサスの隣接する2区画をスタックに売却し、ラウドン郡ではスタックの親会社IPIから未開発の土地とデータセンターのシェル2棟を購入しました。また、さらに南のカルペパー郡に2つの施設を建設することを申請しています。

メリーランド州でのデータセンター開発計画は、同社が地元政府関係者とスケジュールについて合意できず、最近頓挫したと伝えられています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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