アマゾン、米国でクラウドゲームサービス「Luna」をローンチ

アマゾンが、招待制のトライアル早期アクセス期間を経て、米国でクラウドゲームサービス「Luna」の完全なローンチを行いました。

世界最大のクラウドプラットフォームを運営する同社は、さまざまなチャネルを通じてゲームを提供していく予定です。

Amazonプライム会員には無料タイトルが提供され、主力のLuna+チャンネルは月額5.99ドル(ただし9.99ドルに値上げされる予定)です。旧いゲームを集めた「レトロチャンネル」、パーティーゲームの「ジャックボックスチャンネル」は月額4.99ドルとなります。フランスのゲーム会社Ubisoftのタイトルを集めた「Ubisoft+」は17.99ドルです。

同社はまた、Amazonが2015年に9億7000万ドルで買収した、ゲーム映像を他の人に見てもらう配信プラットフォーム「Twitch」にLunaアカウントを接続できるようにする予定です。

「Lunaはクラウドの力を活用し、ユーザーが既にお持ちのデバイスで高品質かつ没入感のあるゲームをすぐにプレイできるようにしていく」Amazon Entertainment Devices and Services VPのDaniel Rausch氏はこのように述べています。

「本日、米国本土のすべてのお客様にLunaを提供できることを嬉しく思います。またプライム会員向けに無料でゲームをプレイできる特別キャンペーン、クリエイター向けに新たなTwitch配信機能、そしてあらゆるゲーマーに楽しんでいただける幅広いタイトルのラインアップをご用意しています」

Lunaの提供開始は、Googleのクラウドゲームサービス「Stadia」がひっそりと終了し、ホワイトボックスソリューションへの準備を進める中で発表されました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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