AWS、テキサス州ダラスにローカルゾーン Edge拠点を開設
2021年に同地で開始された従来のゾーンを置き換えるものか
Amazon Web Services(AWS)は、テキサス州ダラスに新しいローカルゾーンを開設しました。
ローカルゾーンは、エンドユーザーやオンプレミスへの低レイテンシを必要とするアプリケーションをホストするエッジロケーションとして機能します。各ゾーンは、レイテンシが重視されるアプリケーションのために、人口集中地に近い、Amazonが既存のデータセンターを持っていないような場所に、厳選されたサービス(コンピュート、ストレージ、データベースなど)を提供します。各ゾーンは特定の親リージョンの子であり、そのリージョンのコントロールプレーンによって管理されています。
本日、AWSはテキサス州ダラスにおける新しいローカルゾーンの一般提供を発表しました。この新しいAWS Local Zoneには、Amazon EC2 C6i、M6i、R6i、C6gn、M6gインスタンスとAmazon EBSボリュームタイプgp2、gp3、io1、sc1、st1が付属しています。
2019年に初めてローンチされたAWSは、米国の16のメトロで17のゾーンを展開してきました。ローカルゾーンは、アトランタ、シアトル、ボストン、シカゴ、デンバー、ダラス、ヒューストン、カンザスシティ、ロサンゼルス(x2)、ラスベガス、マイアミ、ミネアポリス、ニューヨーク、ポートランド、フィラデルフィアで利用可能となっています。
AWSは当初、2021年7月にダラスでローカルゾーンを一般提供すると発表していました。そのオリジナルのローカルゾーン(us-east-1-dfw-1aとして知られています)は、新しいus-east-1-dfw-2aゾーンに置き換えられ、オリジナルのゾーンは利用可能な場所のリストから削除されたようです。
AWSはまた、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アフリカ、APACの国際市場で12以上のローカルゾーンを立ち上げています。
DCDが何度も要請しているにもかかわらず、AWSはローカルゾーンがどのような施設内にあり、どのようなコンピュートインフラストラクチャを使用しているのかについては明らかにしていません。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです
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