AWSが香港にクラウドリージョン開設
AWSは、香港に新しい クラウド リージョン を立上げたと発表しました。新リージョンは3つのアベイラビリティ ゾーン によって構成されています。
AWSのクラウド部門によれば、新リージョンを使うことでユーザーは顧客データの保護やアプリケーションの運用を香港内におかれたデータセンターで処理しつつ、グローバル規模のAWSネットワークにも繋がることが可能となります。このリージョンは2017年に構想が発表され、2018年に計画が具体化されました。
中国市場の成長
新リージョンはAPACにおいて8つ目のリージョンとなります。香港以外にも、北京、寧夏、ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニーと東京にリージョンを展開しています。
ここ最近では、世界で64ものゾーンを保有し、バーレーンやケープタウン、ジャカルタ、ミランをはじめとする12の新リージョン建設計画もあります。
中国の法律では、中国市民に関する個人情報は海外へ持ち出すことが禁止されています。そのため、海外のクラウド事業者がサービスを提供するには中国国内のデータセンター企業と連携し、彼らのセンターを借用する必要があります。しかし、特別行政区である香港ではのデータ主権法は強制されません。
Data Center Dynamics
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