Facebook、アイオワ州第5データセンターの州税優遇措置は求めないと主張
Facebookは、今後建設が予定されるアイオワ州アルトゥーナにある第5データセンターに対し、アイオワ州政府からの経済的援助を受け取ることを拒否しています。
先週、Facebookはアルトゥーナ地区政府より今後20年間の固定資産税免除を受けたことが分かっています。ただし、その後Des Moines Registerが公開した文書には、同社はアイオワ州に対しては経済的なインセンティブは求めていないことが記載されています。
アイオワへの感謝
Facebookはアイオワ州にデータセンターを建設して以来、合計2600万ドルの税優遇措置を受けています。
固定資産税の代わりに、同社は新データセンターで1平方フィートあたり3ドルを市に支払っています。これにより、経済的なインセンティブは、20年間で4000万ドルに達すると予想されており、これは、Facebookが仮に固定資産税として支払った場合の金額の約60%です。
この協定は、アルトゥーナデータセンターキャンパスの将来的な拡張を支援し、その結果、都市にとってもより有益なものとなるでしょう。Facebookにとって5番目となるアルトゥーナのデータセンターは、今年後半に建設が開始され、2021年に完成予定です。
アルトゥーナの都市行政官であるJeff Mark氏は以下のように述べています。「およそ100万平方フィートのデータセンターがこの地域にできることを非常に嬉しく思います。このプロジェクトにより、請負業者とデータセンター運営の両方からこのコミュニティに多くの仕事がもたらされるでしょう。」
市の発表によると、同社の継続的な事業拡大には1100人以上が携わっており、その75%がアイオワ州出身とのことです。このサイトには現在4つのデータセンターが存在し、それぞれ100平方フィート~47,6000平方フィートの土地を提供しています。
Facebookは2013年に初めてアルトゥーナにデータセンターを建設しました。現在では、同社は250万平方フィートのサイトに、総額約15億ドルを投資しています。
Data Center Dynamics
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