
Googleがインドネシアでジャカルタのクラウドリージョンを拡大
Googleはインドネシアのジャカルタにあるクラウドリージョンのキャパシティを拡大しました。
ライバルのマイクロソフトも先月、ジャカルタのクラウドリージョンを立ち上げています。
ジャカルタのクラウド容量を拡大
Google Cloudは今週、顧客の需要に応えるため、ジャカルタのクラウドリージョンのコンピューティング容量を拡大したと発表しました。
拡張の規模に関する詳細は明らかにされていません。
Google Cloudのインドネシア担当カントリー・ディレクターであるFanly Tantoは、次のように述べました。「Google Cloudのジャカルタのクラウドリージョンは、Bio Farmaのワクチンの研究開発から、初等中等教育省の教育・学習体験の提供、デジタル・バンキング、eコマース、食品配達、リモート・ワークなど、インドネシアの組織にとって不可欠な多くのサービスを支えています。」
Googleがジャカルタでリージョンを立ち上げる計画を最初に発表したのは2018年のことでした。同社は2020年にジャカルタのクラウドリージョンを立ち上げ、インドネシアの首都でリージョンを立ち上げた初の米ハイパースケーラーとなりました。
インドネシアに進出している、または進出を計画している他のクラウド企業には、Huawei、Google、Alibaba(アリババ)、Tencent、AWSなどがあります。
マイクロソフト、ジャカルタのクラウドリージョンをローンチ
マイクロソフトのインドネシア初のクラウドリージョン「Indonesia Central」が先月、一般利用可能になりました。このローンチは、同社のインドネシアページへの投稿を通じてひっそりと発表されました。
このようなクラウドの立ち上げでは一般的なことですが、この新しいクラウドリージョンには3つのアベイラビリティゾーンが含まれています。ジャボデタベックのGreenland International Industrial Centre内にある施設の建設は、2022年1月に始まりました。
マイクロソフトは2021年2月、ジャカルタにインドネシアのクラウドリージョンを開発する計画を発表しました。
同社は昨年、インドネシアのクラウドとAIインフラに今後4年間で17億ドルを投資すると発表しましたが、最近の報道によると、インドネシアはマイクロソフトがデータセンター開発から撤退する国の1つだったようです。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
この記事へのコメントはありません。