マイクロソフト、イリノイ州シカゴに30エーカーの土地を購入
ホフマンエステーツで、既存開発に近い工業用空きビルと未開発の土地を取得
マイクロソフトは、イリノイ州シカゴにさらに30エーカーの土地を取得し、この地域にさらに2つの データセンター を計画する可能性があります。
Real DealとDaily Heraldは、クック郡の公文書を引用して、先月同社がシカゴのホフマンエステーツ地区にある30エーカーの土地を4150万ドルで取得したと伝えています。
Daily Herald(DH)によると、ホフマンエステーツ議会は、同社が 「207,000平方フィート(19,230平方メートル)のデータセンターのペア 」を計画していると述べています。
経済開発局長の Kevin Kramer によると、ホフマンエステーツはまだこの土地の利用について具体的な提案を受けていません。
The Real Dealによると、同社は2月に米国の不動産開発会社Prairie Ridge Development Groupと住所を共有するLLCから敷地の1つを購入したと報告されています。DHによると、買収した土地の一部は小売チェーンのMeijeが所有してましたが、未開発のままでした。
Prairie Ridge社 のウェブサイトによると、新たに取得した敷地には、Prairie Ridge 社 が オークブルック に拠点を置くYampa Investmentsと共同で建設した25万平方フィート(23,225平方メートル)の工業用地が含まれています。 Prairie Ridge 社 は、2022年1月にファウンテン・クロッシングと呼ばれるこの物件のシェル建設を完了しました。Amazonは、このスペースを物流倉庫として使用する予定でしたが、米国における物流拠点の大規模な縮小の一環として、最後に撤退したと伝えられています。
マイクロソフトが既存の建物を改造するのか、解体して新築するのかは不明です。
取得した土地は、マイクロソフトが現在2つのデータセンターを開発しているレイクウッド・ブルバードの53エーカーの敷地に隣接しています。1棟目の250,000平方フィート(23,200平方メートル)の建物は建設中です。同社は2021年5月に2棟の許可を得ており、2棟目は150,000平方フィート(14,000平方メートル)の広さになります。
AT&Tのキャンパスだった53エーカーの敷地は、当初はホフマン・テクノロジー・パークとなり、オフィスや倉庫などの企業スペースを提供する予定でした。しかし、Hoffman Technology Park, LLCは2020年6月に同地をマイクロソフトに売却しました。同敷地でのデータセンター建設計画は、2020年11月に Syska Hennessy が初めて発表しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。