シンガポール投資企業、クラウド移行をサポートする企業の株に注目
投資企業のSTテレメディア(STT)は、クラウドのコンサルタント業務を行う企業であるクラウド・コムレードの手がける パブリッククラウドサービス 業務に協力するため、当会社の株式の過半数を買収しました。
STTは、すでに複数のデータセンターやクラウド関係の業務を中心とした企業の株式を保有しており、急成長中のSTテレメディア・グローバルデータセンター(STT GDC)を所有しています。
STT GDCは、先月、シンガポールに7番目のデータセンター施設を建設する計画を発表しており、イギリスや中国、インドを含め、その事業を拡大中です。
インフラ側に続き、クラウド移行側にも投資
今回株式を買収されたクラウド・コムレードは、2014年に設立された企業です。その事業は、クラウドサービスの利用を検討する民間企業へ、クラウドインフラストラクチャーの選定や導入、運用をサポートすることです。
現在は、アリババクラウドやアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)、グーグルクラウドプラットフォーム(GCP)をサポートしており、シンガポール、マレーシア、インドネシアに事務所を持っています。
クラウド・コムレードの共同代表取締役、リック・コー氏は、STTの投資がクラウド・コムレードの顧客の能力や自分たちの提供するものを拡大するのにより良い支えとなるだろうと語りました。
STTの経営企画部の副社長、ロナルド・トットン氏も、
「アジアの政府や企業はデジタル・イノベーションやクラウドを活用しています。この株式の買収で、STTはクラウド分野の成長により深く参画することができます。我が社が協力しクラウド・コムレードの能力を補填することで、我が社とクラウド・コムレードの両者が相互にビジネス上の成功を収めることができるのです。」
と語りました。
– Data Center Dynamics
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