Leading Edge DC、豪州でのエッジ展開の資金確保

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プレハブデータセンターを採用し迅速な展開を実現

オーストラリア全土に小規模施設の設置を計画している、オーストラリアの 新興企業 であるLeading Edge DCは、2,000万豪ドル(1,300万米ドル)の資金を確保しました。

同社は今後オーストラリア全土に、20カ所以上のデータセンターの建設を予定し、ニューサウスウェールズ州のTamworth(タムワース)とニューキャッスルの2カ所は年末までの完成が予定されています。この2拠点の建設完了後、Albury(オルベリー)、Wagga Wagga(ウォガウォガ)、Parkes(パークス)、Dubbo(ダッボー)、Coffs Harbour(コフスハーバー)への展開が予定されています。

同社は、 すぐに建設し利用できるプレハブデータセンターを活用します。 Leading Edgeによると、プレハブ構成は30ラック、あるいは75ラック構成があるといいます。また、スタッフは現地採用、そして、創業100年を超えるオーストラリアのWashington H. Soul Pattinson社が資金援助を行っています。

オーストラリアを最先端(エッジ)に

– shutterstock

「我々は数週間以内に、オーストラリアの事情に合わせた設計、また必要に応じて拡張可能なワールドクラスのTier3データセンターを設置することができる。」と、 Leading Edge DCのCEO Chris Thorpe氏は発表の中で述べています。
「戦略的不動産とのパートナーシップ、多様なネットワーク接続性、クラウド対応サービスを強みとする当社のエッジネットワークは、よりスマートなネットワークを必要とする顧客に、競争力のあるソリューションを提供する。」

Washington H. Soul PattinsonのマネージングディレクターのTodd Barlow氏は、次のように述べています。 「最近のCovid-19危機は、遠隔地や農村部の接続性を向上させるための、デジタル・インフラストラクチャの必要性をさらに浮き彫りにしている。」

「この分野で、長年の経験を持つオーストラリアのスタートアップ企業が、この大きなギャップを埋めるソリューションを始めたことは、素晴らしいことだ。」

エッジデータセンターは、データ処理をよりユーザーの近辺で行うことができるため、データ量の多いタスクの レイテンシ (待ち時間)は短縮化され、金融、エンターテインメント、商業、ビジネスなど、あらゆる分野でより多くのアプリケーションを利用できるようになります。大規模な場合、データ送信や処理を遠方のデータセンターではなく、「自宅」に近い場所で行うことで、ボトルネックを回避することができ、ネットワーク上での処理速度低下を抑えることが可能性となります。

Data Center Dynamics

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