T-Mobile社がClevonの自律型ロボットキャリア、IoTプロバイダーに
Clevonはドライバーレス配送サービス提供に特化
エストニアの自律型ロボットメーカーClevon社の米国での IoTコネクティビティ・管理における推奨プロバイダーとして T-Mobile社が 選定されました。
T-Mobileは自社のネットワークとIoTソリューションを提供して、Clevon社がオンデマンドのドライバーレス配送サービスのための車両運用を行うことを支援します。
今回の提携により、T-MobileはClevonが商用配送サービスの立ち上げにかかる時間を数ヶ月から数日にまで短縮することが可能になると述べています。
2008年に設立されたClevon社は、ドライバーレス配送サービスを顧客に提供することに特化しておりDHLや DPD等、他の配送サービスとのパートナーシップを築いています。
提携に関する詳細は明らかにされていませんが、T-Mobileはこの契約は長期的なものであるとし、同社のIoTソリューションがClevonの全電気自動車CLEVON1に役立つと述べています。
T-Mobileは様々な消費財の配送に利用される自律走行車を接続して、ロボットがカメラを利用して、 CLEVON1に搭載されたレーダーやその他のセンサーにより、急速なマッピングとリモート操作をするためのデータを提供しています。
T-Mobile Business GroupのプレジデントCallie Fieldは、「ラストマイル・デリバリー市場は、今後6年間で約5倍の570億ドルに成長すると予想されており、業界のパイオニアの1つであるClevonと協業できることは、素晴らしいことです」と述べています。「私たちが共に取り組んでいる重要な活動は、生活、安全、環境の改善に向けて共通の情熱と責任を示しています。 」
Clevon社は、CLEVON1が1回の走行で最大6つの配送先に対応できることから、同社の自律走行型配送サービスは、カーボンゼロの実現を目指す企業にとって極めて重要なサービスであると述べています。
マイクロフルフィルメントセンターでの倉庫、小売店、実店舗の受注を集められるように設計されています。
昨年テキサス州フォートワースにNorth American Center of Excellenceを設立し、米国市場に進出しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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