Southern Cross NEXT海底ケーブルが南太平洋に上陸

南太平洋の海に浮かぶトケラウ島に、海底ケーブルSouthern Cross NEXT(サザンクロスNEXT)が上陸しました。

これはトケラウとニュージーランドを直接結ぶ初の海底光ファイバーシステムとなり、トケラウの人々に大きな変革をもたらす可能性を提供します。

Southern Crossは独立企業であり、Telecom New Zealand(50%)、SingTel Optus(40%)、残りの10%はVerizon Businessが所有しています。

同社は「本日ゴールデン・ブイが美しいトケラウ諸島に着水したことで、通信の歴史において、また太平洋地域の継続的な接続性と発展において、真に特別な節目を迎えました」とLinkedInの投稿で述べています。

サザンクロスケーブルは2000年にスタートした太平洋横断の通信ケーブルネットワークです。このネットワークは、バミューダに登録された会社Southern Cross Cables Limitedによって運営されています。サザンクロスネットワークは、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、ハワイ、アメリカ本土の市場間で、低レイテンシ、高可用性のリングキャパシティソリューションを提供しています。

サザンクロスネットワークは、28,000kmの海底ケーブルと2,000kmの地上ケーブルで構成され、信頼性を最大限に高めています。

「当社のリングベースのネットワークアーキテクチャを活用して、単一のプロバイダーとの取引による利点を生かして、お客様に堅牢なキャパシティ・ソリューションを提供しています。」

Southern Cross社は、バミューダに本社を置き、ニュージーランドのウェリントンとオークランド、オーストラリアのシドニーにオフィスを構えています。

同社はまた「最近のCOVID-19パンデミックの影響で、このマイルストーンは簡単に達成できるものではありませんでしたが、非常に重要なプロジェクトであり、トケラウの人々、ニュージーランド外務貿易省、トケラウ政府、Teletok、Alcatel Submarine Networks Marine、マッキャンコンサルティング、OMS Group、Subvia、AXIOM、パイオニアコンサルティング、およびSXNEXTプロジェクトチームの支援なくしては実現できませんでした」と述べています。

W.Media (Venkatesh G. 記者)より抄訳・転載

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