AirTrunk がシドニーの SYD2キャンパスで 70MWの拡張を開始

メルボルンでも20MWの拡張工事が完了

アジア太平洋地域のデータセンター開発企業であるAirTrunkは、オーストラリア・シドニーにあるキャンパスのうち70MWの拡張工事を開始しました。

今週当社はSYD2キャンパスの最終2フェーズ工事を開始したことを発表しました。

2024 年に 2 期にわたる拡張工事が完了する予定です。この建物によりキャンパスは120MWになります。

今回の拡張は、AirTrunkのデータセンターにおいて単独では最大規模の拡張であったと述べています。

2019年に初めて発表された 4.2 ヘクタールの「SYD2」は、2021年3月に運用開始されました。2023 年初めに第2フェーズキャンパスが開始されましたが、その時点では発表はありませんでした。全面改装時には、24のデータホールで29,000平方メートル(312,150平方フィート)のテクノロジースペースを提供する予定です。

AirTrunkは、2017年にオープンした第2のシドニーキャンパス(通称:SYD1)を運営しています。同社では2022年7月に同敷地内の5棟目となる最後の建物を完成させました。

現在3つ目のシドニーキャンパスが開発中です。このキャンパスでは、9つのフェーズで320MWを提供し、42のデータホールに合計70,000平方メートル(753,475平方フィート)の技術スペースを確保する予定です。

シドニーの3拠点に加え、マッコーリー傘下の同社は、ビクトリア州メルボルンにもオーストラリアのキャンパスを構えています。

先月、AirTrunkはメルボルンのMEL1キャンパスで20MWの拡張工事を行いました。フェーズ4の拡張は、33週間で完了しました。2017年に立ち上げられたこのキャンパスは、120MWまで拡張することができます。

また香港、シンガポール、日本(東京 2箇所)、マレーシアのジョホール州にそれぞれ稼働中および開発中のキャンパスを有しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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