AtNorth社、スウェーデンに初のデータセンターを開設、直ちにフェーズ2の拡張を開始
2022年に2,750平方メートルのデータホール増設予定
アイスランドのデータセンター事業者atNorth社は、スウェーデンにおける最初のデータセンターの開設を間近に控えており、まもなく第2フェーズの開発を開始する予定です。
ストックホルム北部のキスタにあるSWE01:SIF DC施設の第1フェーズの建設は2020年末に始まり、最初のデータホールは12月に完成する予定です。
データセンターの構築は継続的に行われ、2つ目のデータホールはさらに2,750平方メートル(29,600平方フィート)が追加され、2022年後半にオンラインになる予定で、合計6MWになる予定といわれています。
ストックホルムの情報通信技術(ICT)地区に位置し、最終的には4つのデータホールで合計6,400平方メートル(68,890平方フィート)になる予定です
同社のチーフコマーシャルオフィサーGisli Krは、「コロケーションにおける大容量サービスの需要は大幅に増加しており、当社の立場からは、国際的な組織が効率的なコロケーションサービスを求めてストックホルムに注目しています。第1フェーズを開始して以来、需要が非常に高かったため、予定よりも早く2022年後半に次のフェーズを稼働させ、その後さらに拡張していきます」と述べています。
稼動後はストックホルムの地域暖房ネットワーク Exergi に接続し、貢献する予定です。
atNorth社は、2012年に3つの部門からなるAdvania社として設立されました。アイスランドの公共部門のITスペシャリストSkyrr、スウェーデンのKerfi(Nokiaのスピンオフ企業Datapointをルーツとする)、ノルウェーのHandsで構成されています。
アイスランドでは、 ケプラビーク とレイキャビク近郊のハフナルフィヨルズゥル にデータセンターを保有しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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