Codisa社、エルサルバドルに3.5MWのデータセンターを建設
新施設は国内最大規模になる模様
コスタリカのIT企業Codisa社は、エルサルバドルで新しいデータセンターの建設に着手しました。
同社は不動産会社のAristos Groupと提携して、コスタリカの施設を開発しました。この施設には322のラックが設置され、合計3.5MWの容量があります。
DataTrustの施設は、La Libertad州の シウダー・アルセ にあるアルティウス・テック・パーク内にあります。両社はこのプロジェクトに3,000万ドルを投資し、2022年第4四半期に稼働する予定だと述べています。
このデータセンターは、Uptime社の認証を受けた州内初のコロケーション施設となります。Grupo Codisa社のゼネラルマネージャー、ディエゴ・カルドサ氏は、国内最大の施設になるとDCDに語っています。
アルティウス・パークには、8棟のオフィスビルと1棟のデータセンターがあり、総賃貸面積は46,000平方メートル(495,000平方フィート)になります。敷地内のすべての建物は、テクノロジーパークに設置された太陽光発電所から電力を供給される予定です。
カルドサによれば「DataTrustは、エルサルバドルのGrupo AristosとコスタリカのGrupo Codisaの共同出資により、Uptime InstituteのTier III認証を取得したエルサルバドル初で唯一の商用データセンターです。同時にこれはエルサルバドル最大のデータセンターとなり、国内でこの種のサービスに割り当てられている最大のストレージ容量と物理的スペースを備えています。」
「DataTrustの建設は、エルサルバドルが投資する価値があることを示す見本であり良い例です。」と、ナイブ・ブケレ大統領は付け加えました。
1990年代初頭にソフトウェア会社として設立されたCodisa社は、現在、コスタリカのサンホセ郊外のティバスに、2009年、2014年、2018年に開設された3つのデータセンターを運営しています。
DCDスペインでは、Grupo Codisa社のゼネラルマネージャーDiego Cardoza氏にインタビューを行っています。スペイン語の原文はこちら。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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