Coltデータセンターサービス、45MWのハイパースケールデータセンター 「Colt京阪奈データセンター」を開設

プレスリリース

ハイパースケールおよび大企業向けデータセンターソリューションのグローバルプロバイダーであるColtデータセンターサービス(以下、Colt DCS)は本日、日本の産業と研究の中心地である関西地域のけいはんな学研都市(関西文化学術研究都市)に、関西における同社初の大規模データセンターである「Colt京阪奈データセンター」を開設したことを発表しました。Colt京阪奈データセンターは、アジア太平洋地域でさらなる拡大を目指している国内外の顧客のニーズに応えるもので、同社の成長戦略における新たな拠点となります。

Colt京阪奈データセンターは、同社が所有するColt印西キャンパスで得た知見をもとに設計されています。印西キャンパスは3つのデータセンターで構成され、総電力容量50MW、稼働率は97%にのぼります。新たに開設したColt京阪奈データセンターは、42,000m2の面積と45.9MWの電力容量を誇る日本最大級のデータセンターであり、そのうち75%はすでに顧客から利用申し込み済みです。

Colt京阪奈データセンターは、環境への影響を最小限に抑えるために、最先端の冷却技術を採用しています。これは、2045年までに世界的なネット・ゼロ・エミッション(炭素排出量実質ゼロ)を達成するという同社の目標に沿ったものであり、地球規模の気候変動問題への取り組みにおいて一躍を担いたいという同社の願いでもあります。

日本は政府による早期の技術投資を経て、現在、世界有数のテクノロジーの拠点として、目まぐるしい速さで成長を続けています。特に大阪をはじめとする関西地域は、ビジネスとテクノロジー企業の中心地として成長し、地域全体のデータ利用が増加しています。さらにテクノロジーへの投資急増により、ミッションクリティカルな業務を国内の複数拠点に分散したいと考えている企業など、同地域に進出するColt DCSの顧客企業が増えてきています。

キャリアニュートラルな接続サービスを提供するColt京阪奈データセンターでは、顧客企業は選択した最適なサプライヤーと提携することができます。けいはんな学研都市は、自然災害のリスクが非常に低い地域であり、しかも優れた通信ソリューションを備えています。さらにお客様が簡単にアクセスでき、データセンター施設の運用に必要なあらゆる設備に多様に接続されている魅力的な立地です。

Colt DCS最高経営責任者(CEO)のニクラス・サンフリッドソンは、次のように述べています。「2021年、フィデリティと三井物産の合弁会社から、設計、開発、流通、運営、顧客サービス管理に関する専属サービスプロバイダーとして指名されました。Colt京阪奈データセンターの開設は、当社の卓越したオペレーション、持続可能性、高水準のサービスに根差した、堅牢で拡張性のあるソリューションを求めるお客様のニーズに対応するための大きな進歩そのものです。」

このデータセンターにより、Colt DCSは、かつてないほどの成功を収めている日本におけるハイパースケール戦略をさらに加速させることができます。同社が2020年に開設した印西3データセンターでは、スペースの94%を立ち上げ前に受注しました。最近では、顧客経験、オペレーションの卓越性、技術力、革新性などの基準を審査する権威ある賞であるフロスト&サリバンの2021年日本データセンターサービス「カンパニー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。Colt京阪奈データセンターの立ち上げにより、Colt DCSは日本国内で100MWのIT容量を管理し、150MWを超えるほどの成長を目指した事業目標に取り組んでいます。

フィデリティ・インベストメンツ 不動産担当部長のエレン・ホール氏は次のように述べています。

「Colt京阪奈データセンターの正式な立ち上げを非常に嬉しく思います。このプロジェクトは、フィデリティと三井物産の合弁事業における初のデータセンターであり、三井物産とColt DCSという、この地域で長い実績を持つパートナーを持つことが成功への鍵であるというフィデリティの信念を示しています。 現在開発中の他の拠点でも、この成功を再現できることを楽しみにしています。」

三井物産株式会社コーポレートディベロップメント本部 金融事業部長の仲井隆氏は、次のように述べています。「Colt DCSの株主との合弁事業を発表後、けいはんな学研都市での新施設の開設に向けて、あらゆる面でデータセンター事業者と密接に連携してきました。日本では、持続可能なハイパースケールデータセンターサービスとソリューションに対する需要がかつてないほど高まっています。企業が競合他社よりも早く新規市場に参入するためには、企業がデジタルトランスフォーメーションの実現を可能にすることが重要です。Colt京阪奈データセンターの開設により、このデータセンターが提供するキャパシティは、お客様の現在および将来予想されるキャパシティ要件を満たすことができると確信しています。」


Colt データセンターサービスについて

Coltデータセンターサービスは、欧州およびアジアのハイパースケールデータセンターにおいて、サステナブルな設計、構築、導入、運用管理で、真のサービスと卓越した運用を提供しています。世界8都市、14か所に跨る最先端キャリアニュートラルデータセンターで、ハイパースケール、および大手エンタープライズのお客様にデータセンターソリューションを提供しています。

Coltデータセンターサービスのハイパースケールとコロケーションソリューションにより、お客様はデータセンターに対する戦略が将来の需要を満たすのに十分であるかを把握でき、ビジネス成長を効果的に計画することができます。

当社は、市場で最も信頼される顧客中心のデータセンターオペレーターになるというビジョンのもと、データセンター業界で25年以上の実績を有しています。地球環境の保護を考え、常に環境問題を活動全体の中心として捉えています。サービス提供する全ての地域において環境へのインパクトを削減することに責任をもち、持続可能性を重要な戦略上の推進力としてまいります。サステナビリティの一環として、 Colt DCSは姉妹会社とともに、2045年までに当社の事業でグローバル・ネット・ゼロ・エミッションを実現するために取り組んでいます。

Colt DCSの詳細はこちらをご覧ください:https://www.coltdatacentres.net/ja-jp

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