CyrusOneがテキサス州リチャードソンのデータセンターに8000万ドルを投資
既存施設の改修を検討
CyrusOneは、テキサス州リチャードソンにあるビルを新しいデータセンター用に改修する予定です。
同社は、テキサス州免許規制局(TDLR)に、「既存ビルのデータセンター改修」を申請しており、その費用は7,980万ドルと見積もられています。
申請書によると、1510 E Lookout Driveにある125,000平方フィート(11,613平方メートル)の施設に、床面積の追加はなされないとのことです。
CyrusOneのDFW6データセンターのフェーズ1となるこの建物は、平屋建てで、正面にはオフィススペースとして使用される中2階があると説明しています。
このプロジェクトに関わる設計事務所は、同じくテキサスを拠点とするJHET Architectsです。プロジェクトは早ければ6月15日にも開始され、2025年4月15日の完成を目指しています。
1510 E Lookout Driveにある既存のビルは比較的新しく、State Farm Insuranceと、ダラスの開発業者KDCによって Richardson’s Telecom Corridor の「主要データセンター」として建設されたようです。ビルの設置申請は、2018年にKDCによって提出されました。
CyrusOneのWebサイトによると、同社は現在、稼働中のデータセンターをテキサス州オースティンに2か所、ダラス・フォートワース地域に3か所、サンアントニオに3か所所有しているとのことです。2023年10月、同社は、ダラスに4つ目のデータセンター(DFW4)を、2023年11月にはサンアントニオに、もう1つのデータセンターを申請しました。
同社は以前、テキサス州ヒューストンに4つのデータセンターを持っていましたが、2022年にDataBankに売却しました。
ダラス、フォートワース地域の他の事業者には、PowerHouse Data Centers、Skybox Datacenters、Prime Data Centersなどがあります。
今年初めStackも、ダラスに220MWのデータセンターキャンパスを建設する計画を発表しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Caféが日本向けに抄訳したものです。
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