DataBank がアトランタに120MWのデータセンター用キャンパス用地100エーカー取得

100万平方フィートに及ぶ2棟のビルの建設を計画

アメリカのコロケーションプロバイダーDataBankは、ジョージア州アトランタのLithia Springs近くに95エーカーの土地を取得しました。

同社によると、この新しい土地は、DataBankがすでにATL4施設を建設している18エーカーの1マイル圏内にあるということです。

この新しい区画には、合計100万平方フィート(92,900平方メートル)のスペースを持つ2つの多層階データセンターを建設することができます。この施設には、高密度ワークロード向けに設計されたDataBankのユニバーサルデータホールデザイン(UDHD)が採用さ れます。

敷地内には、Georgia Powerによる180MWのオンサイト変電所があり、最大120MWの重要なIT電力を供給することができます。開発スケジュールは公開されていません。

DataBankのCEOであるRaul K. Martynek氏は、「アトランタは、企業、テクノロジー、ハイパースケールのパブリッククラウドプロバイダーなど、当社の顧客基盤のあらゆるセグメントにおいて、データセンターのキャパシティが最も求められている市場のひとつです。そして今、新たなAIアプリケーションがオンライン化され、全く新しい需要の原動力となっており、今後数年間はさらに魅力的な市場となることが約束されています」と述べています。

DataBankは現在、アトランタ地域で合計32MW、136,000平方フィート(12,630平方メートル)のデータセンターを3つ運営しています。

同社は2023年5月、ATL4に着工しました。200 Selig Driveに位置するこのコロケーション施設は、200,000平方フィート(18,580平方メートル)の床面積と4MWの容量を誇り、40MWまで拡張可能です。DataBank は2022年5月、この18エーカーの敷地を1,090万ドルで取得したとされています。この敷地は以前、時計、タイムカード、従業員追跡システムのメーカーであるLathem Time Corporationのものだったようです。

DataBankは最近、アメリカにおける7つの拡張工事の完了を発表し、テキサス州ダラスのDFW3施設とユタ州ソルトレイクシティのSL6施設の拡張計画を発表しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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