DCIデータセンターが韓国で40MW規模のハイパースケール施設を開発

Brookfieldが完全所有するポートフォリオ企業DCIデータセンター(DCI)は、韓国・安山市の城谷洞(Seonggok-dong)にて、40MW規模のハイパースケールデータセンターを開発するため、不動産およびエネルギーインフラファンドであるKoramco Asset Managementと提携しました。

このプロジェクトは、ソウル・加山洞(Gasan-dong)にある20MW規模の「SEL01」データセンターに続く、DCIにとって韓国での2件目のプロジェクトです。新施設の敷地面積は10,448㎡で、ナマン山IC(Naman-san IC)に近接し、国道77号線などの道路アクセスにも優れた、始華国家産業団地内に位置しています。

DCIグループのCEOであるSumit Mukhijaは、次のように述べています。「安山でのこのプロジェクトは、APAC地域の重点市場における当社の地域展開において重要な一歩です。AIおよびクラウドファーストのワークロードに対応するために特化して設計されています。」

Koramco Asset ManagementのHugh ParkCEOは、「この地域で2件目となるデータセンター施設の開発を通じて、当社のインフラポートフォリオを拡大する次のステップを踏み出せることを嬉しく思います」と述べました。

報道によると、韓国電力公社(KEPCO)との電力使用契約はすでに締結されており、建設は今年後半または来年初頭に開始される予定です。施設の稼働開始は、2028年を予定しています。

W.Media ( Deborah Grey 記者)より抄訳・転載

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