Digital Realtyがシカゴに 565,000 平方フィートのデータセンター建設を申請

デジタル・リアルティは、イリノイ州シカゴの巨大キャリアホテル350 E Cermakの向かいに、新しいデータセンターを建設することを申請しました。

Block Club Chicagoが最初に報じたところによると、同社は321-337 E. 21st Streetに565,000平方フィート(52,500平方メートル)、13階建てのビルを新たに建設する申請を行っています。尚、現在、この土地は空き地となっています。

デジタル・リアルティは、シカゴ周辺で9つのデータセンターを運営しており、そのうちの1つは、新たな開発地の向かい側に位置する「350 E. Cermak Road(別名:Lakeside Technology Center)」です。同社は、2つの施設をつなぐ、道路を横断する小さな橋の建設を目指しています。

シカゴ市議会への提出書類によると、デジタル・リアルティ傘下のDigital Lakeside 3, LLCは、この土地をDX-7ダウンタウン複合施設地区に再分類することを求めていました。プロジェクトはおよそ5億ドルの費用がかかると報じられています。開発スケジュールなどの詳細は明らかにされていません。

8階建ての350 E Cermak キャリアホテル は、110万平方フィート(105,300平方メートル)のスペースに、109MWの容量を備えています。この施設は、2009年頃、DCKによって「世界最大のデータセンター」と称されたことがあります。元々は1912年頃にR.R. Donnelley社がイエローブックやシアーズカタログの印刷機を置くために開発したもので、350 East Cermakは1999年に電気通信用途に改築されました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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