Echelon Data Centres、2つ目の英国データセンタープロジェクトを発表
スターウッド・キャピタルと提携し、バッキンガムシャー州に2億5000万ドルの施設を建設
アイルランドのEchelon Data Centres社は、スターウッドと提携し、英国で2番目のデータセンターを開発します。
Echelonは今週、スターウッド・キャピタル・グループの関連会社と2億5,000万ドルの契約を結び、バッキンガムシャー州チェシャムに30MWのデータセンターLCY20を共同で取得・建設することを発表しました。2階建てのこの施設は、6つのデータホールで構成され、合計約9,000平方メートル(97,000平方フィート)の広さになると言われています。同社によると、このサイトは2022年後半に引き渡される予定です。
Echelon Data CentresのCEO、Niall Molloyは次のように述べています。「データセンターは必要不可欠なインフラであり、パンデミック後の今、これまで以上に必要とされています。Starwood Capitalとの素晴らしい関係をさらに拡大して、この最新の大規模データセンターキャンパスを提供できることを嬉しく思います。」
同社の英国での既存施設LCY10は、ロンドンのドックランズに位置する12,000平方メートル(129,000平方フィート)、20MWのデータセンターで、間もなくオープン予定です。
2019年創業のEchelonは現在、アイルランドと英国で他に6つの施設を開発中で、その合計容量は約500MWになる可能性があります。ダブリンのクロンダルキンにあるDUB10サイトは、同社が初めて利用できるアイルランドの施設となり、第4四半期にオープンする予定です。
昨年、EchelonはSSE Renewables社との間で、DUB20(アークロウ)サイトに変電所を設置する契約を締結しました。この変電所は、アイルランド最大の洋上風力発電所から電力を引き込み、国の送電網とデータセンターの両方に電力を供給します。
Echelonはまた、DUB10(クロンダルキン)の施設に100MVAのオンサイト100MWガス発電エネルギーセンターの計画許可を得ており、データセンターへのバックアップ電力を供給し、国の送電網にも輸出する予定です。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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