エクイニクスがパース第3データセンターを来年後半に建設開始
エクイニクスは、オーストラリアのパースに3番目となるデータセンターの建設を計画しています。
PE3と名付けられるこの施設は、同社のオーストラリア国内で18番目のデータセンターとなります。
オーストラリアに巣を作る
PE3の建設第1フェーズは5,400万ドルを投じ、2021年第4四半期に開始される予定です。PE3はエクイニクスのポートフォリオに接続され、通信事業者215社とクラウド事業者395社を含む1,045社を超える企業にアクセスできるようになります。
エクイニクスによると、パースは東南アジアに近接し、またオーストラリア・シンガポールケーブル(ASC)、インディゴケーブルの2つの 海底ケーブル を介して直接接続できることから、オーストラリアにおけるインターネット・インフラストラクチャの戦略拠点であると言います。それぞれの海底ケーブルは、エクイニクスのパースキャンパス内で直接終端されます。尚、現在オーストラリアとオマーンを結ぶ3番目の海底ケーブルの敷設工事が行われています。エクイニクスも先月、オマーンにデータセンターを新たに開設しました。
パース施設は、第1フェーズで650ラック、1,830平方メートル(19,700平方フィート)超のコロケーションスペースが提供されます。施設の完成時には、1,650ラック、10,600平方メートル(114,200平方フィート)以上をカバーする予定とされています。
エクイニクス・オーストラリアのMD、Guy Danskine氏は、次のように述べています。「パースにPE3 IBXを追加する計画と共に、エクイニクスのエキサイティングな成長を継続できることに興奮している」
「ほぼ3年前に西オーストラリアに参入して以来、我々は同国のデジタル経済に牽引された大幅な成長を見てきた…PE3で利用可能な相互接続オプションは、お客様がビジネスをエッジに近づけ、アジア太平洋地域内外への拡大を目指すデジタルトランスフォーメーションの過程の中で彼らをサポートしていくだろう」
Data Center Dynamics
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