Ethio Telecomがエチオピアでハイパースケールデータセンターの開発を検討

Vnetの投資家Shandong Hi-Speedと交渉中

Ethio Telecomが、エチオピアで超大規模データセンターの開発を検討しています。

同通信事業者は今週、Shandong Hi-Speed Groupとハイパースケールデータセンターの建設について戦略的協議を進めていることを明らかにしました。

Ethio Telecomによると、「CEOのFrehiwot Tamruは、Shandong Hi-Speed GroupのGMであるCal Kunとハイスケールデータセンターの建設について協議している」とのことです。

「Shandong Hi-Speed Groupは、データセンターの建設と資金調達の両面においてEthio telecomと協力する意向を示しており、エチオピアのデジタルインフラを促進することを目的とした戦略的パートナーシップを形成しています。」

場所、スケジュール、仕様などについての詳細は明らかにされていません。

国営のShandong Hi-Speed Groupは以前、中国のデータセンター企業Vnet(旧21Vianet)に投資したことがあります。

1997年に設立され、山東省人民政府が所有する同グループは、主に高速道路、高速道路、橋梁、鉄道、鉄道輸送、港湾、海運、物流の投資、建設、運営に従事しています。

国営のEthio Telecomは現在7000万人以上の加入者を抱えています。ケニアを拠点とするSafaricomが最近市場に参入するまでは、同国唯一の通信事業者でした。

Ethio Telecomのデータセンターの設置範囲は明確ではありません。同社は2021年、アディスアベバにHuawei製のモジュラー型データセンターを新設しました。

最大800台のサーバーを収容できるこの施設は、既存の施設と置き換わるものです。この施設は、通信事業者自身のニーズだけでなく、商用顧客にもサービスを提供しています。

エチオピアでは近年、Raxio、Wingu.Africa、Red Fox、Safaricomがデータセンターを開設しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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