Googleがオハイオ州のデータセンターに23億ドルを投資

オハイオ州内の3つのデータセンターキャンパス

Googleは、オハイオ州中部にある3つのデータセンターキャンパスに23億ドルを追加投資することを発表しました。

同社は、ニューオールバニとランカスターに既存のキャンパスを持ち、コロンバスの施設も建設中です。この最新の投資は、2019年から同州に対して行ってきた44億ドルの投資に追加されます。

資金がどのように使われ、各データセンターキャンパスに分配されるかは明らかにされていません。

オハイオ州副知事のJon Hustedは、 「データセンターは我々のデジタルライフに不可欠です。Googleの数十億ドル規模の追加投資は、アメリカの重要なテックハブとして、オハイオ州中央部の位置付けをさらに確立します」との声明を出しました。

Googleが初めてオハイオ州に進出したのは2019年で、6億ドル相当のニューオールバニの施設に着工しました。同年、コロンバスとランカスターのデータセンター建設に向け、さらに10億ドルを追加投資しました。2021年には、ニューオールバニのデータセンターを拡張するため、10億ドルの投資を計画しました。昨年、Googleは同州に対してさらに17億ドルの投資を約束しました。

Google Cloudの北米パートナー・エコシステム&チャネル担当VPであるJim Andersonによると、Googleのオハイオ州データセンターの顧客には、オハイオ州のほか、Nationwide、Huntington Bancshares、Victoria’s Secret、Wendy’sなどが含まれるとのことです。

Googleは昨年、EDP Renewables North Americaと提携し、オハイオ州で500MWの太陽光発電ポートフォリオを構築しました。

AWSは2023年、州内のデータセンターに78億ドルを投資すると発表しました。同社は今年初め、データセンター拡張計画のため、オハイオ州ピッカウェイに234エーカーの土地を購入しました。

マイクロソフトも、オハイオ州のコロンバス、リッキング郡、ニューオールバニなどで、データセンターを建設中または検討中です。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Caféが日本向けに抄訳したものです。

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