Huawei、中国・貴陽にサーバー100万台のデータセンター開設
500万平方フィートのキャンパスが完成
Huaweiは、中国貴州省に建設中の貴安クラウドデータセンターのフェーズ1を稼働させました。
建設エリアは約48万平方メートル(500万平方フィート)で、3つのサブエリアに分かれています。第1期工事の51棟はすべて完成しており、9棟はデータセンター施設として、残りは補助施設として使用されます。
2017年8月に建設が開始されたこのデータセンターは、100万台以上のサーバーを収容できる容量を持ちHuawei Cloud、Huawei Process IT、Consumer Cloudサービスを動かすことになります。同社によると、この施設のPUEは1.12で、自然冷却だけでなく、地域暖房システムにも接続されています。
またこの施設は、HuaweiのグローバルなITエンジニアおよび社員教育の拠点となり、約600~800人のITエンジニアがサポートやサービスを提供します。
Huawei Cloudは、中国国内では貴安、ウランチャブ市、京津冀メトロポリージョン、長江デルタ、広東・香港・マカオのグレーターベイエリアに5つの主要データセンターを持っています。また、シンガポール、チリ、ブラジル、メキシコ、ペルーでもクラウドデータセンターを開設しています。
今月初めHuaweiは ハーナン・ユーノン・ホールディングス(Henan Yuneng Holdings 河南豫能控股股分有限公司) との間で「再生可能エネルギーを利用した新しい電力システム」の開発に関する協力協定を締結したほか、河南省との間で屋上太陽光パネルプロジェクトの開発に関する協定を締結しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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