LCL、ベルギーのアールストとディーゲムデータセンター拡張

2つの敷地で6,000平方メートルを超える面積を追加

ベルギーのデータセンター運営会社LCLは、ブリュッセルの施設拡張に1億2,000万ユーロ(1億2,760万ドル)を投資すると発表しました。

今週発表されたところによると、同社はベルギーの首都北部にあるアールストとディーゲムの2つの拡張プロジェクトに1億ユーロ(1億600万ドル)を投資し、持続可能性への取り組みに2000万ユーロ(2120万ドル)を投じるということです。

アールストの拡張工事はすでに始まっており、複数のデータルームに2,367平方メートル(25,480平方フィート)を増設し、2025年3月までに完成する予定です。

ディーゲムのデータセンター拡張工事は2023年12月に開始され、2025年10月まで続きます。同社によると、ビルに4つのフロアが追加され、24MWと4,000平方メートル(43,055平方フィート)が追加される予定です。

LCLはディーゲムにあるLCL Brussels-North施設のファサードにもソーラーパネルを設置する予定です。同社はまた、施設のPUEを削減するため、より効率的な冷却システムへの投資も目指しています。

「ベルギーのデータセンター部門でトップの地位を維持するためには、既存のデータセンターを拡張し、持続可能なイノベーションを導入し続ける必要があります。これは、できるだけ多くのお客様を受け入れ、サービスを提供するために不可欠なことです」LCLデータセンターのマネージングディレクターであるLaurens van Reijen氏は、次のように語っています。「当社が行う投資は、当社にとっても、既存および将来の顧客にとっても、一歩前進するものです。」

LCLは2002年、CEOのvan Reijen氏がDiegemにあった旧Eboneデータセンターを買収し、LCL Telehousingという社名で運営したのが始まりです。現在、同社はブリュッセル、アントワープ、ゲンブローを含む5カ所で事業を展開しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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