
LGがコンテナ型データセンターを発表、釜山で60MW規模を展開へ
国内の急増するAI需要に向けて、50基のコンテナを配置
韓国のLGは、新しいコンテナ型データセンターの提供を開始しました。
今週、LGのCNS AIおよびクラウドコンピューティング部門により発表されたこの新しいAI Boxは、1基のコンテナに最大576基のGPUを搭載することができます。
このコンテナには、冷却液分配ユニット(CDU)、無停電電源装置(UPS)、バッテリーなどの電源と、冷却機能が含まれています。LGによると、このプレハブ型ユニットは、6か月以内に構築することができるとのことです。モジュール式の設計により、1基から数十基まで拡張することができ、ハイパースケールAI施設の構築も可能です。
AI Boxは、電力インフラを担う電気室(UPS、変圧器、分電盤)と、IT機器の運用を行うコンピュータ室(サーバー、GPU、冷却装置)で構成されています。また、外部には発電機、バッテリー室、冷却装置が備えられ、安定した電力供給と効率的な熱管理を可能にします。
同社によると、各AI Boxは1.2MWのサーバー電力(IT負荷)に対応し、最大576基のGPUを搭載できるとしています。
LG CNSのデータセンター事業部門のマネージングディレクターであるCho Heon-hyeokは、「AIサーバーから電源、冷却、運用まで一体型サービスを提供するAI Boxは、データセンタービジネスに新たなパラダイムを切り開くでしょう。国内市場での成功を基盤に、東南アジアや北米などのグローバル市場へ事業を拡大していきます」と述べています。
LG CNSは、釜山グローバルクラウドデータセンターの敷地内に、最初のAI Boxを建設しています。釜山は韓国南東部の港湾都市です。
同社は、国内のAIインフラ需要に対応するため、27,180平方メートル(292,565平方フィート)の敷地内に約50基のAI Boxを設置した大規模キャンパスを構築する計画です。
LGの技術部門および通信部門は、韓国全土で複数のデータセンターを運営しています。
LG CNSは1987年に設立され、情報技術サービスを提供しています。同社は、1992年に韓国初の専用データセンターである、仁川データセンターを開設しました。現在、上岩(サンアム)、釜山、加山(カサン)など国内で6か所、さらに海外で4か所の拠点を運営しています。
LGの通信部門であるLG Uplusは、ソウル南部に3か所、また首都の南にある安養(アニャン)市に1か所など、複数のコロケーションデータセンターを運営しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
















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