
インディアナ州の550エーカーのデータセンターキャンパスに対し、地元住民が反対の署名活動を開始
グリーンズバーグでのJumping Bisonの開発に地元住民が不満
米国インディアナ州で提案されているデータセンターに対し、地元の反対団体が署名活動を開始しました。
「AIデータセンターからディケーター郡を守る会(Coalition to Protect Decatur County Against AI Data Center)」は、昨年末にグリーンズバーグで初めて提案されたこのプロジェクトに対して、Change.orgで反対署名を立ち上げました。
署名ページには、次のように記されています。 「私たちディケーター郡の住民は、このAIデータセンターが私たちの裏庭に建設されることに反対します。このハイパースケールデータセンターが地域に建設される可能性について、私たちに適切に知らされていません。住民に対して、この施設がもたらすリスクについての透明性はまったくありません。」
現在、この署名には950件以上の賛同が集まっています。
グリーンズバーグはディケーター郡の郡庁所在地であり、インディアナ州の南東約50マイル(約80.4km)、シンシナティの西約60マイル(約96.5km)に位置しています。
昨年12月、グリーンズバーグ市議会はJumping Bison LLCに対し、10年間にわたる不動産税の60%減免を全会一致で承認しました。同社は、州間高速道路74号線沿いのホンダのインディアナ工場の向かいにあるBusiness Enterprise Park内の550エーカーの敷地に、データセンターを建設する計画です。
Jumping Bisonの背後にいる開発業者や運営会社は明らかになっていませんが、郡側は米国拠点の企業であると述べています。同社は、2段階に分けて総額8億ドルの投資を目指していると報じられていますが、開発の詳細はまだ共有されていません。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。






























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