Meta/Facebook、テネシー州ギャラティンのデータセンターキャンパスを拡張
最初のビルを完成させ、次のビルを計画中
Meta(Facebook)は、テネシー州のギャラティンデータセンターキャンパスの拡張を計画しています。
Biz Journalが最初に報じたところによると、同社は同キャンパスにもう1棟建設する計画で、今、ギャラティン市はこのプロジェクトの最終計画を承認したとのことです。
Meta(当時はFacebook)は、2020年にテネシー州の800エーカーのキャンパス計画を初めて発表しました。今月初め、DPRコンストラクションは敷地内の最初のデータセンターの上棟を祝ったばかりです。
市に提出された計画によると、次の段階では、627,000平方フィート(58,250平方メートル)のデータセンタースペースと45,000平方フィート(4,180平方メートル)のオフィススペースを備えた隣接ビルを建設する予定です。将来的には3棟目も計画されているといいます。
Meta/FBは通常、建物の拡張を2つ1組で発表しますが、今回の拡張は大きな建物1つだけとなるようです。この移転により、同社のこの地域への投資額は8億ドルから10億ドル超になります。
ギャランティンの開発ページによると、当初のFacebook Gallatin Industrial Data Centerは、Roundtree Driveの南、Brights Laneの西、Hartsville Pikeの北に位置する805エーカーの敷地に、982,500平方フィート(91,300平方メートル)のデータセンターと関連インフラを設置する予定でした。このキャンパスは、2023年に稼働する予定です。
同サイトによると、修正された敷地計画には、512エーカーの1432 Gateway Driveに位置する671,650平方フィート(62,400平方メートル)の産業用ビルの計画が含まれているとのことです。
Facebookは昨年、ギャラティン施設向けに2023年から太陽光エネルギーを調達する110MWの電力購入契約(PPA)を締結しました。
2021年、Meta/Facebookは米国内外のデータセンター・インフラに大規模な投資を行いました。ユタ州イーグルマウンテンとアラバマ州ハンツビルに新キャンパスを開設し、アリゾナ州メサの新データセンター・キャンパスに着工したほか、アルトゥーナ、パピリオン、プリンビル、ロスルナス、ハンツビル、イーグルマウンテンのキャンパスで12棟以上の新データセンターを発表、合計500万平方フィート(4645平方メートル)以上の新スペースとなりました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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