STCのCenter3がリヤドにあるデータセンターを拡張

拡張プロジェクトにより9.6MWを追加

Saudi Telecom(STC)の子会社であるCenter3は、リヤドにあるデータセンターのうちの1ヶ所を拡張しました。

今週当社は、9.6MWの容量を増設しクライス・リヤドの施設を拡張することを発表しました。

同社は、その施設の総容量については明らかにしていません。Center 3は市内と近郊で複数のデータセンターを運営しています。

Center3は、この拡張により顧客はCenter3にサービスを提供し、すべてのクラウドおよびデジタルサービスをより迅速かつ大規模に提供することができるようになると述べています。

最高経営責任者(CEO) Eng. Fahd Al-Hajri は次のように述べています。「この計画は、Center3のデータセンター拡張計画の一環であり、顧客のデータに容量を供給することで、計画された期間中に顧客の要件を満たすことを目的としています」

同氏はさらにこう付け加えました。 「Center3は、今後数年間で、王国内外のデータセンターの容量を現在の4倍に増加させ、地域最大のデジタルセンターとしての地位を維持したいと考えています」

同社は、リヤドとジッダにある既存施設のキャパシティを拡大し、またジッダ、リヤド、ダンマーム、および王国周辺の他地域に新たなデータセンターを開発しています。

Center3はSTC Groupの子会社で、サウジアラビア全土で25以上のデータセンターを所有しており、今後数年間で ポートフォリオの容量を300MW以上に拡大する計画で取り組んでいることを表明しました。

2022年10月に発足した Center3 は、データセンター海底ケーブル、国際拠点、インターネット交換拠点など、STC Group が所有するデジタルインフラ資産の所有を目的とした会社です。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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