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NTTがシカゴのオフィスビルを取得、取り壊しデータセンターを建設予定

NTTが米イリノイ州シカゴのオフィスビル2棟を取得し、データセンターへの建て替えを計画していることが明らかになりました。

DuPage Countyの不動産記録を引用し、CoStarが報じたところによると、NTTは最近、シカゴのオヘア国際空港の西にある2棟のオフィスビルに2,700万ドル以上を支払ったといいます。

同社は、12エーカーの敷地(Itasca地区Arlington Heights Roadの1200番地と1250番地)にあるこのビルを取り壊し、データセンターを開発する計画だと報じられています。

1250番地の5階建てのオフィスビルは空きビルで、1200番地の4階建てのビルは現在賃貸が40%以下となっています。

同社はCoStarへのコメントは控えています。

なお、取得した敷地は、シカゴにあるNTTの既存のCH1データセンター用地に隣接しています。

2021年に開設された2階建てのCH1は、12万6,000平方フィート(1万1,705平方メートル)の敷地で36MWを供給し、72MWのキャンパスで計画されている2棟のデータセンターのうちの1棟目である。NTTは2018年、RagingWire子会社を通じてこのサイトを取得しました。

CoStarは、NTTが2017年から今年に至る一連の取引で、Itascaの敷地46エーカー以上に対してHamilton Partnersに総額約6,400万ドルを支払ってきたと指摘しています。

地元開発会社のパートナー、Patrick McKillen氏はCoStarの取材に対し、「彼らとは良好な関係を築いており、パークにとってもうまくいっている」と語っています。「私たちの立場からすると、しばらくは新しいオフィスビルを開発することはないでしょう」

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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