Orion Stellar、スリランカのコロンボにデータセンターを開設
1.5MW、200ラックのデータセンター、Dialog社の発表から3年後に開設
新しい キャリアニュートラル の コロケーションデータセンター がコロンボにオープンしました。
Orion ICT Park内にあるTIAのTier-III評価を受けたこの施設は、200ラック、1.5MWの容量を有しています。
この施設は1ラックあたり最大15kWのラック密度を、PUEは1.4といいます。
今年設立されたOrion Stellarは、SAPD(St.Anthony’s Property Developers)と現地の通信事業者Dialog BroadbandのジョイントベンチャーDigital Realty pvt [Digital Realty Trustではありません]が所有しています。
「スリランカ初の、そして最も電力効率の高い高密度データセンターの開設と、それが提供する素晴らしい機能は、島のITインフラの発展における歴史的な節目を意味します。 Digital Realty pvt の会長ラジェンドラ・テアガラジャはこう述べています。「これは、地域の企業が抱えるデジタルインフラの課題を根本的に解決し、ビジネスのスピードを飛躍的に向上させるという当社の使命を達成するための重要なステップです。」
Dialog社は2018年初頭にOrion Cityと合弁パートナーシップを組み、Orion City IT Parkに200ラックの施設を建設・管理することを初めて発表し、同年に施設を建設すると述べました。
Digital Realty pvtのマネージングディレクター、ジーバン・グナナムは今週、「DCが稼働したことで、お客様にクラス最高の国際競争力のあるサービスを提供し、デジタル化を加速させ、コアインフラのコストを合理化し、より強固なレベルのセキュリティと冗長性を確立するとともに、エネルギーコストを削減し、グリーンで豊かな経済に向けて貢献することができるようになります」と述べました。
Dialog Broadbandの親会社Dialog Axiataは、今年の6月にコロンボ郊外のPiliyandalaに新しいデータセンターを開設しました。同社は2017年にスリランカ初のTier-III認定データセンターをマラベに開設しました。
スリランカテレコム(SLT)は、2018年にピティパナにTier-III、500ラックの国立データセンターを開設しました。スリランカのセイラン銀行は、8月に独自のデータセンターをコロンボに開設しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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