インドのウッタル・プラデーシュ州で計画されていたデータセンターパークが縮小

スキーム変更でデータセンタースペースが半減

インドの、ウッタル・プラデーシュ州に計画されている100エーカーのデータセンターパークは、開発業者がテナントを見つけられなかったため、他のテクノロジー企業も対象とするようになりました。

Yamuna Expressway Industrial Development Authority(YEIDA)は、インドの首都デリーと、Agraを結ぶYamuna Expresswayに隣接するこの土地で、5つのデータセンター区画を販売しています。

DCDは昨年、YEIDAがデータセンター用地の開発申請期限を延長したと報じました。当局は当時、次の段階に進むには3件の競合入札が必要だと述べていました。土地開発に関する初期費用が、一部の入札希望者を躊躇させたと言われています。

Times of India紙の報道によると、現在、敷地の計画は完全に再考されており、土地は2つの50エーカーの区画に分割され、そのうちの1つはデータセンター用、もう1つはソフトウェア会社を対象としているとのことです。

YEIDAは、市場調査を行った後、この決定を下したと述べました。YEIDAのCEOであるArun Vir Singhは同報道に対し、「データセンター用地の購入に興味を持つ企業はほとんどない」と述べました。

同氏はまた、同地域にはソフトウェア開発者向けのスペースに対する「比較的高い需要」があると付け加えました。

同計画では以前、40,000平方メートルのデータセンター用地が3区画、20,000平方メートルが2区画、合計5区画が提供されていました。これらの区画を合わせると、最大40MWのIT容量をサポートできると報告されました。

この計画が最初に発表された2021年8月には、国内外のIT企業約30社がこのパークへの投資に関心を示していたと見られていました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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