米ローズマウント市議会がMetaデータセンタープロジェクトを承認

750,000平方フィートのデータセンター建設へ

ローズマウント市議会は、ミネソタ州でのMetaデータセンター開発に全会一致で可決しました。

データセンターはミネソタ大学のUMore Parkの一部に開設される予定です。

この土地売却は2023年9月に成立し、Metaは3,970万ドルで280エーカーの土地を取得しています。Metaは同月、同社の関与を明らかにしました。

ローズマウントが承認した計画では、2つのデータホールを備えた75万平方フィート(約6万9670平方メートル)のデータセンターキャンパスが開発が予定されています。これらのデータセンタービルは、成形金属パネルとプレキャスト建築コンクリートで構成されるとのことです。

データホールのほか、機器やオフィス用の 「サポートビル」が建てられ、敷地の南東の角にはガードハウスが設置されます。敷地内には2つの通信タワーもできる予定です。

Metaはプロジェクト全体で約7億ドルを投資することとなります。

このデータセンターでは、50人のフルタイム雇用と150人の間接雇用が見込まれています。予想される2年から5年の建設期間中、約1,000人の建設雇用が創出される可能性があるといいます。

住民の中には、この開発をめぐる懸念を議会で表明し、環境への影響や、このプロジェクトをめぐってはこれまで匿名で秘密裏に進められてきたことによる市当局の透明性の欠如に関する問題を提起した者もいます。

2023年10月、匿名のデベロッパーが、Metaローズマウントキャンパスから数マイル離れた場所に、230万平方フィートのデータセンターキャンパスの建設計画を提出しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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