LMS Energy、モジュール型データセンター6棟の建設許可を申請

LMS Energy社はオーストラリア・メルボルン郊外のウィンダムにあるバイオガス施設に、6台のモジュール式データセンターを設置する許可を申請しました。今回の申請は、既存の再生可能エネルギー施設に付随するものです。

同社は2011年からビクトリア州のウィンダム再生可能エネルギー施設を運営しています。この施設は、近隣の埋立地で発生したバイオガスを動力源とする5つの発電機モジュールを備え、年間43,000MWh以上のエネルギーを地元のPowercor社の配電網に出力しています。同社は再生可能エネルギーで発電された電力を利用するデータセンターモジュールを6台設置・運用することを提案しており、費用は約300万ドルと推定されます。

これは、オーストラリア初のバイオエネルギーを利用したデータセンターとなります。開発の第1フェーズでは、2021年に2つのモジュールを設置し、第2フェーズでは、さらに4つの長さ12メートルのモジュールを追加する予定です。この施設は、メンテナンス技術者の定期訪問以外は、現場に無人の状態で自動的に稼働する予定です。

Digital Infra Network (Elliot Robinson記者)より抄訳・転載

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