マイクロソフト、クラウドエミッション・ダッシュボードを一般公開

パブリック・クラウド利用に伴うカーボンフットプリントの確認が可能となる

マイクロソフトは、ユーザーのクラウド利用によるカーボンフットプリントを追跡できるツールを広く公開しました。

同社は今週、マイクロソフトのクラウド利用ユーザーが、クラウド利用に伴う二酸化炭素排出量を理解し、追跡・報告・分析、そして削減を行うためのツール「Microsoft Emissions Impact Dashboard」の一般提供を発表しました。

マイクロソフトは、2020年1月に「Microsoft Sustainability Calculator」として「Emissions Impact Dashboard」を初めて導入しました。ダッシュボードは、マイクロソフトのクラウドサービス利用に伴う温室効果ガスの排出量の透明性を提供するもので、そして今回、クラウド利用に伴うスコープ3の排出量に関する計算を含むよう更新が行われました。

また、このツールでは、オンプレミスのワークロードを入力して、クラウドに移行した場合の排出量削減効果を試算することもできます。

情報分析企業のRELX社は、過去6カ月間に行われたプレビュー期間中にEmissions Impact Dashboardを使用していたといいます。ダッシュボードは、同社がスコープ1、2、3の排出量を測定するために構築したCO2.Hubソリューションの主要コンポーネントとして使用されています。


一方Googleは、顧客が利用するクラウドがGCPインフラに与える影響を確認できるツールを多数リリースしています。今週開催された「Next 21」カンファレンスでは、「Carbon Footprint」という新サービスを発表しました。このサービスは、Google Cloud Platformの利用に伴う二酸化炭素の総排出量を、同社が電力購入契約(PPA)によって相殺する前の状態で顧客に提供します。

このことで、利用企業はクラウド利用時の電力に関連する二酸化炭素の総排出量を測定、追跡、報告することができ、社内のカーボンインベントリや社外のカーボンディスクロージャーのために、エネルギー関連の排出データの開示ができるようになります。このサービスは現在、すべてのGCPユーザーに無料で提供されています。

Googleはまた、今年初めには各施設における 再生可能エネルギー と化石燃料の平均的な時間ごとの組み合わせを示すツールも公開しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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