Yondr、マレーシアに200MWのデータセンター・キャンパスを発表
東南アジアに進出
Yondr Groupは、マレーシアのジョホール州に超大規模なデータセンター・キャンパスを開発する予定です。
同社は今週ジョホール州のセデナック・テックパークの72.8エーカーの土地に、200MWのキャンパスを開発する計画を発表しました。
第1フェーズは2024年に引き渡される予定です。
「マレーシアは、当社の東南アジアにおける拡張計画の重要な部分を占めています。セデナック・テックパークの重要な立地を確保できたことは、インドネシアのジャカルタにおける当社の既存のプレゼンスを補完し、この高成長市場における当社の戦略的プレゼンスをさらに強化するものです」と、Yondr GroupのCEOであるDave Newittは述べています。「マレーシアのジョホール州は、シンガポールなどの主要なデータセンター都市に近接しており、貴重な相互接続ルートが確保されているため、特に電力や土地の要件を満たす拡張性と合わせて、当社のお客様にとって真のメリットとなります。」
この土地は、ジョホール社の100%子会社TPM Technopark から取得しました。
ジョホール州の不動産・インフラ部門ディレクターでTPM Technopark会長のAkmal Ahmadは、 「私たちは、セデナック・テックパークへの投資というYondrの戦略的決断を高く評価します。これは、この地域の世界クラスのデータハブとしての立地とサービスに対する信頼の証しです。本格的なデータセンターの技術力と運用能力を持つYondrをマレーシアのジョホール州に迎えることができ、嬉しく思っています」と述べています。
セデナック・テクノパークは、以前はKulai Iskandar Data Exchange(KIDEX)として知られており、産業と技術の中心地である7,290エーカーの広大なセデナック・テクノロジー・バレーの中心に位置しています。
Yondrは、オランダのアムステルダム、ドイツのベルリンとフランクフルト、フランスのパリ、イギリスのロンドン、チェコ共和国のプラハに欧州の開発拠点を持っていると述べています。
ヨーロッパを中心に展開してきたYondrは、昨年からグローバルに展開しています。インドで超大規模データセンターを開発するためにEverstoneと10億ドルの合弁会社を設立し、バージニア州北部に270エーカーのデータセンター・キャンパスを取得しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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