YondrとEverstone Group、10億ドルを投じてインドにデータセンター設立

ハイパースケールデータセンター企業Yondr Groupは、Everstone Groupとのジョイントベンチャーにより、10億ドルを投じてインド国内の複数の場所にデータセンターを開設します。

最初のデータセンターは、EverYondrというブランド名で、すでに土地と電力を取得しているムンバイ都市部に建設されます。このデータセンターは、2023年までに30MW、開発が完了した際には60MWのIT容量を提供する予定、と同社は述べています。

今回の投資はムンバイの都市部、ハイデラバード、ベンガルール、チェンナイ、デリー首都圏など、インドの主要な地域における複数拠点の ハイパースケールデータセンター 事業の開発・運営のための資金となります。

Yondr GroupのCEOデイブ・ニューイットは発表の中で、こう述べています 「EverYondrがムンバイ都市部で最初のキャンパスを早期に取得したことは、この地域に対する当社のコミットメントを強化するものです。他の成熟したハイパースケール市場とは異なり、インドのデータセンターでは開発に対する積極的なアプローチとスムースな引き渡しプロセスが求められます。

「我々の使命は、お客様がデータセンターのキャパシティや技術的なニーズを満たすために、誰よりも早く優れたパフォーマンスを実現することです。」

「Everstoneのような専門的で信頼のおけるパートナーとのコラボレーションにより、現在決定的にサービスが不足しているインド市場において、この約束を継続して実現することができるでしょう。Everstoneのインド市場に関する深い知識と、Yondrの技術的専門知識や大規模容量開発の実績を組み合わせることで、このジョイントベンチャーはハイパースケールの顧客に比類ない価値を提供することができます。」

このジョイントベンチャーは、ハイパースケールの顧客をサポートし、2025年に45億ドルを超えると予測される急成長中のインド市場に対応します。

Everstone Groupの共同創設者兼CEO サミアー・サインはこう述べています。 「ハイパースケール企業は、加速するクラウド導入ペースに対応し拡大ニーズを実現するために信頼できるパートナーを求める傾向にあります。Yondrのグローバルな経験とEverstoneのインドにおける強力な実行力を組み合わせることで、顧客に信頼性の高い選択肢を提供できます」

近年インドでは大幅なデジタル化が進んでおり、2019年のインターネットのアクティブユーザー数は5億2500万人と推定され、これは年率19.2%の成長に相当します。

W.Media (Venkatesh G.記者)より抄訳・転載

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