ポーランドNetia、データセンター電力を再生可能エネルギーに切り替え
ポーランドの通信事業者Netiaは、同社のキーとなるデータセンターを発表しました。クラウドサービスでは来月からグリーンエネルギーが利用される予定です。
同社はエネルギー会社Innogy Polskaと提携し、2月から同社のワルシャワとクラクフのデータセンターに対し、陸上風力発電所からの電力供給を開始します。
最初からグリーン電力を使う
Netiaはポーランドにデータセンターを4か所保有し、合計で8,000平方メートルのコロケーションスペースを提供しています。同社によれば、今後数か月以内に運用が開始される予定のワルシャワ近郊ヤフチツェの新データセンターも、 再生可能エネルギー を利用する予定であると言います。
2020年8月に発表された7,900万(2,110万ドル)規模のズウォティ施設は、1,000平方メートル(10,700平方フィート)、約520ラックで構成され、環境に優しい非常用電源も使用します。
この施設では、従来の(スタティック)無停電電源装置( UPS )は使用せず、それぞれ2MWの電力を持つ2台のDRUPS Hitec PowerPRo2700を使用します。DRUPS(ディーゼルロータリーUPS)はバッテリーを使用しませんが、運動エネルギーを回転質量に蓄え、よりエネルギー効率を高めることができます。
今週、AWS、Google、Equinixなどのヨーロッパの主要クラウド及びデータセンター事業者らは、2030年までの クライメイト・ニュートラル 化に向けた合意に署名しました。
Data Center Dynamics
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