Nvidiaのデータセンター収益、AIブーム継続で前年比112%増

売上の急増が続き、データセンター収益は過去最高を記録

Nvidiaの最新四半期のデータセンター収益は308億ドルで、第2四半期から17%増、前年同期比112%増となりました。

また、同社の合計収益は351億ドルで、前年同期比94%増となりました。

「AIの時代が本格的に到来し、Nvidiaコンピューティングへの世界的なシフトが加速している」と、Nvidiaの創業者兼CEOであるJensen Huang氏は述べています。

「Hopperに対する需要と、現在製品化段階にあるBlackwellに対する期待は、基礎モデル・メーカーが事前学習、事後学習、推論の規模を拡大する中で、驚異的なものとなっています」

「AIはあらゆる産業、企業、そして国家を変革しています。企業はワークフローを変革するためにエージェント型AIを採用しています。産業用ロボットへの投資は、物理的AIのブレークスルーとともに急増しています。そして、各国は自国のAIとインフラを発展させることの重要性に目覚めています」

同社のデータセンターの収益に関しては、31億ドルがネットワーキング・コンポーネントに費やされました。

同社は、第4四半期の総売上高を70%増の約375億ドルと予測しています。これは、ブルームバーグがまとめたアナリスト予測の平均値371億ドルを上回る一方、410億ドルという高い予測を下回るものもありました。

「HopperとBlackwellの両システムには一定の供給制約があり、2026年度の数四半期はBlackwellの需要が供給を上回ると予想される」とColette Kress最高財務責任者(CFO)は述べています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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