マイクロソフト、2025年から2029年にかけて55億米ドルを投じ、シンガポールのAI推進を支援

マイクロソフトのブラッド・スミス副会長兼社長は4月1日、プレスリリースを通じて、2025年から2029年末にかけて55億米ドルを投じ、シンガポールのAIの未来を支えていく方針を明らかにしました。

同氏はあわせて、すべての高等教育機関の学生を対象に、Copilotを含むMicrosoft 365 Premiumを無償提供すること、およびMicrosoft Elevateを通じて、教育関係者や非営利団体のリーダー向けに無償のAIトレーニングを提供することも発表しました。

同社は、今後もシンガポールにおいて、クラウドおよびAIインフラへの投資に加え、継続的な事業運営への投資を続けていくとしています。

ブラッド・スミスは、「クラウドおよびAIインフラへの継続的な投資は、シンガポールを世界的なデジタルリーダーとして評価する、当社の長期的な信頼を反映したものです。私たちは共に、スキルの強化、サイバーセキュリティとレジリエンスの向上、そして信頼できるガバナンスの推進を通じて、人々や組織がAIを活用できるよう支援し、テクノロジーがシンガポールの人々に実質的な価値をもたらすことに注力しています」と述べました。

シンガポール教育省および持続可能性・環境省のシニア国務大臣であるJanil Puthucheary博士は、次のように述べています。「AIの基礎的なスキルは、デジタルリテラシーと同様に、ますます不可欠なものとなっています。AIツールを実際に活用する実践的な体験を学生に提供し、あわせて教育者が自信をもってそれらを取り入れられるよう支援することで、シンガポールの将来の労働力の基盤を強化し、AIを自信と判断力、そして信頼をもって活用できる人材を育成しています。」

また、マイクロソフト・シンガポールのマネージング・ディレクターであるWee Luen Chiaは、次のようにコメントしています。「当社がシンガポールに対して行っている大規模な投資は、同国がアジアにおけるAIイノベーションハブとして極めて重要な役割を担っていることを改めて示しています。私たちはシンガポールのAIの未来に全面的に取り組んでおり、その国家的なビジョンを完全に実現するためには、アクセスとスキルが不可欠です。AIリテラシーを日常的な学習や、企業から非営利団体に至るあらゆる分野の活動に組み込むことで、『National AI Strategy (国家AI戦略) 2.0』に基づき、包摂的で信頼できるAI活用を推進し、真の影響力を創出していきます。」

これらの発表は、Asia Tech x Inspireイベントの場で行われたものであり、Microsoft Research AI Economy Instituteが最近発表したAI Diffusion Reportにおいて、シンガポールが世界第2位にランクされている評価を改めて裏付けるものです。

W.Media ( Jan Yong 記者)より抄訳・転載

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image.png

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。