Equinixがデザイナーと提携、データセンターのギアを再利用したドレスを制作

Equinixは、デザイナーのMaximilian Raynorと提携し、データセンター機器を再利用したドレスを製作しました。

同社によると、主にケーブルで作られているように見えるドレスの制作に約640時間を要したとのことです。

EquinixのEMEAプレジデントであるBruce OwenはDCDに対し、次のように述べました。「物理的なものと仮想的なもののギャップを埋めることで、同社が、日々経済や社会を支えるために作り出している何千ものつながりを強調するユニークなトーキングポイントとして機能する、目に見えるものを作りたかったのです。」

「このデザインは、インターネットを構成する重要なインフラの物理性に敬意を表しています。インターネットは、不思議な魔法や説明のつかない力ではなく、物理的で複雑なケーブルのネットワークであり、陸や海を横断し、世界中の同社のデータセンターに物理的な接続を作り出しています。」

機材と写真撮影は、英国ロンドンにあるEquinixのデータセンターで行われました。

同氏は、「このキャンペーンは、インターネットが人々の日常生活やビジネスに与える実際の影響、そして英国経済における重要な役割を紹介するものです。データセンターが社会にもたらす価値を強調することで、データセンター運営にまつわる疑問に答え、急成長しているこの重要な業界に対する世界的な認知度を高めることを目指しています」と付け加えました。

データセンターがファッション界に旋風を巻き起こしたのは2016年のことで、シャネルがパリファッションウィークのイベントのテーマにデータセンターを使ったのが最後でした。服がデータセンターに関連しているかどうかは議論の余地がありますが、キャットウォークは偽のサーバーの中で行われました。

昨年末、IBMはアカデミー賞を受賞したサウンドエディターと提携し、チップ工場の音から音楽を制作しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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