シュナイダーエレクトリック、バッテリー監視を改善

Schneider Electricは、EcoStruxure IT Expert管理アプリケーションに予測バッテリーメンテナンス機能を追加し、その他のリモート管理機能についても改善を行いました。

一連のオンライン Schneider Innovation Summits の開始時点で発表された製品アップデートはすべて、エッジで使用される電源系製品のリモートコントロールを改善するものです。またSchneiderは、ネットワークプリインストールの無停電電源装置(UPS)製品や、エッジ向けの新型リモート管理 PDU も発表しました。

バッテリーは正常か?

「ユーザ顧客は、UPSのバッテリーがいつ故障するかを正確に知ることができなかった、今までは」とSchneiderのリリースでは次のように約束しています。新しいEcoStruxure IT Expert UPSバッテリーヘルスアセスメント機能は、各UPSのバッテリーに、そのUPSの特定の条件に基づいて故障時期を予測するスコアカードを提供します。Schneiderは、これを画期的なものとして説明し、顧客サイト上の何百万もの接続された製品から蓄積した巨大な データレイク なしではこれは不可能であったと主張しています。

これらの製品アップデートはすべて、遠隔地に設置されている機器のメンテナンス訪問の必要性を減らすことを目的としています。Schneiderは、ネットワークマネジメントカードNMC3のプリインストールをAPC Smart-UPS製品の1つであるSMXに追加し、UPSをより迅速にリモート制御できるようにしました。カードがバンドルされたSMXは、新プロセッサと1GBイーサネットによるパフォーマンス向上やサイバーセキュリティの強化と共に、まず北米市場での提供が開始されます。ネットワークカードについてはパスワードセキュリティが強化され、資格情報が厳格になり、データを安全に保つためにパスワードポリシーの設定が強制となります。

新しいSchneider NetShelter 9000シリーズ スイッチド・ラックPDUは、 エッジコンピューティング およびサービスプロバイダー向けに設計されています。また、製品はNMC3に加え、高温定格のリモート制御可能コンセントも備えています。

Data Center Dynamics

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