Ciscoが組織変更による人員削減で4000人以上をレイオフ

Cisco は、全従業員の約5%にあたる4,000人以上の従業員を解雇しようとしています。

今回の人員削減は、同社が事業の高成長分野に軸足を移すリストラ計画の結果です。

ロイター通信は2月10日、同社が相当数の従業員の解雇を計画していると最初に報じました。Ciscoは水曜日、純収入が前年同期比5%減の26億ドルとなった2024年第2四半期決算を発表した直後に、この情報を認めました。

Ciscoの Scott Herren 最高財務責任者(CFO)は、決算発表後にアナリストを前に、「株主のために長期的な価値を最大化するために、現在の環境を反映した投資と経費の再調整を行う」と述べました。

また、「発表したリストラ計画の一環として、全世界の従業員の約5%に影響を与え、税引き前費用として約8億ドルを見込んでいます 」と付け加えています。

今月のレイオフだけでなく、最近同社は複数のレイオフを実施しました。

2022年11月、同社は従業員の約5%をレイオフする意向を示す8-Kレポートを提出し2023年7月には第2次レイオフが実施されましたが、Ciscoはこれらの人員削減は前年11月に同社が発表した縮小計画の一部であると述べました。

オンラインの技術系レイオフ・トラッカーであるLayoffs.ffyiによると、昨日の発表は、2024年におけるテクノロジー業界のレイオフとしては2番目に大きなもので、1月に8,000人の人員削減を発表したSAPに次ぐものだといわれています。

Layoffs.fyiは、2024年の最初の7週間で、テクノロジー業界から34,500人以上が解雇されたと計算しています。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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