Equinixがフィリピン進出で東南アジアの拠点を拡大

Equinixは、Total Information Management(TIM)から3つのデータセンターを買収し、フィリピンに進出する計画を発表しました。この戦略的な動きは、マレーシアとインドネシアにおける同様の拡張に続くもので、同社は急成長する東南アジアのデジタル環境における重要なプレーヤーとしての地位を固めています。

この買収は2024年後半に完了する予定で、同社はデータセンターをフル稼働した場合のEBITDAの約15倍を投資することになります。この投資は、成長するフィリピンのデジタル経済に対する同社の自信を裏付けるものです。

1,000を超えるキャビネットと、拡張余地を備えた3つの高性能データセンターにより、同社は国内外の企業にサービスを提供できるようになります。Platform Equinix®を活用することで、企業、クラウドおよびITサービスプロバイダー、ネットワークサービスプロバイダーは、パートナーや顧客との活発なエコシステム内で安全に相互接続し、データを交換することができます。

ネットワークや金融サービス分野の主要企業を含むTIMの既存顧客は、2,000のネットワークと、3,000のクラウドおよびITサービスプロバイダーを含む、10,000社以上の同社の広範なグローバルネットワークへのアクセスから利益を得ることができます。

同社のアジア・パシフィック担当プレジデントのJeremy Deutschによると、今回の買収は、当社の最近のマレーシアとインドネシアへの投資、シンガポールでの拡張計画と合わせ、東南アジアにおける当社のプレゼンスを大幅に強化するものです。

Equinixのフィリピン進出は、同国のデジタル成長とイノベーションをさらに刺激し、海外からの投資を呼び込み、経済発展を促進するものと期待されています。

W.Media (Hazel Moises 記者)より抄訳・転載

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